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2020年06月13日

讃岐漆芸美術館収蔵名品展(Ⅰ期) 作品作家紹介(そのⅦ)

讃岐漆芸美術館収蔵名品展(Ⅰ期)
 作品作家紹介(そのⅦ)


作品紹介も7回目。今回は作者(職人)不明が作品を取り上げます。
5回目の紹介記事を誤って削除していまいました。
次回に再度紹介もしますのでよろしくお願いします。
収蔵作品の整理を兼ねて、作家と作品を調査していると、作家名が不明な作品も多くあります。
讃岐漆芸の全容を把握できるかどうか、瀬戸際の時代になりました。
ご存命な先生方にいろいろお話を聞いておきたいと思います。


【作品・作家紹介(そのⅦ)】

旧高松藩デミタスカップ

高松藩の津田の松原にあった別荘「静観荘」にあったデミタスカップです。
戦前に別荘を買った方から譲り受けました。
幕末、開国と同時に西洋の文物が一挙に入ってきて、各大名はそれを模造したと言われています。
このデミタスカップもその一つで、陶磁器製のカップを讃岐漆芸の技法で模造させたと思われます。
カップ本体とソーサー、スプーンは竹製。拭き漆と内は朱塗りです。取っ手は真鍮製。
形に品位があり、格調高いデミタスカップとなっています。
作った作家(職人)は不明です。


高松藩デミタスカップ1


高松藩デミタスカップ2



隆之 「お屠蘇」

オークションで入手した作品です。「隆之」と名前がありますが、正式な作家(職人)名は今のところ不明です。
この隆之名の蒟醤作品は数多くありますが、いろいろ聞いていますが、どういう作家なのかわかりません。
当館の収蔵品「中川コレクション」にも隆之作の文箱があります。
「隆之」について知りの方はお教えください。


隆之「お屠蘇」



讃岐漆芸美術館収蔵名品展

Ⅰ期展 展示作品一覧
↑ クイックしてください。別画面で表示されます。


〇 展示作家(Ⅰ期・Ⅱ期) 

 谷澤不二松(Ⅱ)・香川宗石(Ⅱ)・大西忠夫(Ⅱ)
 安本一夫(Ⅱ)・真子実也(Ⅰ)・山田芳信(Ⅰ)
 佐々木政(Ⅰ)・向井一郎(Ⅰ)・豊澤英之(Ⅰ)
 佐々木達郎(Ⅰ)・国方善親(Ⅱ)・小倉敏江(Ⅰ)
 東条隆一(Ⅰ)・浅賀貴宏(Ⅰ)・妹背裕(Ⅰ)
 矢木佳伸(Ⅰ)・石原雅員(Ⅰ)・松原弘明(Ⅰ)
 辻孝史(Ⅰ)・豊澤大志郎(Ⅱ)・香川揮山(Ⅱ) 他

〇 期間
 Ⅰ期 6月5日(金)~6月21日(日)
 Ⅱ期 7月24日(金)~8月16日(日)

〇 入館無料
 ※ 1Fのカフェコーナーをご利用いただければ幸いです。

〇 開館時間 10時~18時



◎ 会場の様子

名品展(Ⅰ期)3


名品展(Ⅰ期)2


名品展(Ⅰ期)1


名品展(Ⅰ期)4



◎讃岐漆芸美術館ワークショップ

<漆芸体験>

~お箸の漆絵付け・小皿の彫漆など、讃岐漆芸を体験できます~

お箸1客 ¥2,500-
彫漆(小皿) ¥3,000-



漆絵付けのお箸


彫漆体験(小皿)



<金継ぎ体験>

~欠け・割れ・ひびなどした陶器・ガラス・漆器などを漆を使う金継ぎの技法で修繕します。割れ、欠け、ひび割れした陶器等をお持ちください。讃岐漆芸ならではの技法を駆使して再生します。1時間以内であれば、何個でもできます。~

1人 ¥3,000~(材料の選択により変わります)

金継ぎ


いずれも、2人以上ですが、金継ぎ体験は1人からでも申込めます。
お電話(087-802-2010)、
もしくはメール(sanuki-urushi@mf.pikara.ne.jp)でお申込み、お問い合わせください。


【展示会・個展、案内・募集】

2021年度、当館で開催する個展やグループ展を募集しています。
漆芸以外でもOKです。
原則無料ですが、漆芸作品以外の展示は、美術館への協力として、1日あたり、階下カフェのコーヒー券1冊(11枚綴、4,500円)をご購入いただきます。
ご気軽にお問い合わせください。


【現在の展示室空き期間】

2021年5月14日(金)~



◎讃岐漆芸美術館
 住所 高松市上福岡町2017-4
    (車のナビゲーションは住所で設定してください)
讃岐漆芸美術館 地図


【地図拡大】 ←クイック

 電話 087-802-2010
 休館中の電話 090-8286-0838(代表:多田)
 メール sanuki-urushi@mf.pikara.ne.jp



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