2020年08月04日
塩田宏 讃岐浮彫花文丸盆
讃岐漆芸美術館収蔵名品展(Ⅱ期)
塩田宏 讃岐浮彫花文丸盆
収蔵庫を整理していると、珍しい作品を発見しました。
美術館カフェで使っている銘々皿の作者、塩田宏氏の大きな丸盆です。
今では使われていない技法で製作されています。
【Ⅱ期展作品】
塩田 宏 讃岐浮彫花文丸盆
塩田宏が磯井如真の工房「翠花園」で作業をしていた頃の作品と思われます。
讃岐漆芸の中興の祖である磯井如真は戦後直後に戦地から帰還してきた漆芸家の生活のため、工房を開きました。
その工房には様々な漆芸家が集い切磋琢磨して作品を製作していたと言われています。
如真の直弟子たちも同じように工房で製作活動にあたっています。
この作品の箱書きに「高松翠花園 宏作」とありますから、その頃の作品と思われます。
「讃岐浮彫」という技法で木地に図案を浮彫(周りを彫り下げる)にしています。
その面に色漆を重ね塗りして研ぎ出しています。





【次期展示会】
讃岐漆芸美術館収蔵名品展(Ⅱ期)
~谷澤不二松を中心に~
〇日程 8月14日(金)~23日(日)
※8月1日より、展示準備ができた作品から展示していきます。
〇時間 10時~18時
〇入館 無料
〇展示作品一覧 ←クイックしてください。
◎讃岐漆芸美術館ワークショップ
<漆芸体験>
~お箸の漆絵付け・小皿の彫漆など、讃岐漆芸を体験できます~
お箸1客 ¥2,500-
彫漆(小皿) ¥3,000-


<金継ぎ体験>
~欠け・割れ・ひびなどした陶器・ガラス・漆器などを漆を使う金継ぎの技法で修繕します。割れ、欠け、ひび割れした陶器等をお持ちください。讃岐漆芸ならではの技法を駆使して再生します。1時間以内であれば、何個でもできます。~
1人 ¥3,000~(材料の選択により変わります)

いずれも、2人以上ですが、金継ぎ体験は1人からでも申込めます。
お電話(087-802-2010)、
もしくはメール(sanuki-urushi@mf.pikara.ne.jp)でお申込み、お問い合わせください。
【展示会・個展、案内・募集】
2021年度、当館で開催する個展やグループ展を募集しています。
漆芸以外でもOKです。
原則無料ですが、漆芸作品以外の展示は、美術館への協力として、1日あたり、階下カフェのコーヒー券1冊(11枚綴、4,500円)をご購入いただきます。
ご気軽にお問い合わせください。
【現在の展示室空き期間】
2021年5月14日(金)~
◎讃岐漆芸美術館
住所 高松市上福岡町2017-4
(車のナビゲーションは住所で設定してください)

【地図拡大】 ←クイック
電話 087-802-2010
休館中の電話 090-8286-0838(代表:多田)
メール sanuki-urushi@mf.pikara.ne.jp
塩田宏 讃岐浮彫花文丸盆
収蔵庫を整理していると、珍しい作品を発見しました。
美術館カフェで使っている銘々皿の作者、塩田宏氏の大きな丸盆です。
今では使われていない技法で製作されています。
【Ⅱ期展作品】
塩田 宏 讃岐浮彫花文丸盆
塩田宏が磯井如真の工房「翠花園」で作業をしていた頃の作品と思われます。
讃岐漆芸の中興の祖である磯井如真は戦後直後に戦地から帰還してきた漆芸家の生活のため、工房を開きました。
その工房には様々な漆芸家が集い切磋琢磨して作品を製作していたと言われています。
如真の直弟子たちも同じように工房で製作活動にあたっています。
この作品の箱書きに「高松翠花園 宏作」とありますから、その頃の作品と思われます。
「讃岐浮彫」という技法で木地に図案を浮彫(周りを彫り下げる)にしています。
その面に色漆を重ね塗りして研ぎ出しています。





【次期展示会】
讃岐漆芸美術館収蔵名品展(Ⅱ期)
~谷澤不二松を中心に~
〇日程 8月14日(金)~23日(日)
※8月1日より、展示準備ができた作品から展示していきます。
〇時間 10時~18時
〇入館 無料
〇展示作品一覧 ←クイックしてください。
◎讃岐漆芸美術館ワークショップ
<漆芸体験>
~お箸の漆絵付け・小皿の彫漆など、讃岐漆芸を体験できます~
お箸1客 ¥2,500-
彫漆(小皿) ¥3,000-


<金継ぎ体験>
~欠け・割れ・ひびなどした陶器・ガラス・漆器などを漆を使う金継ぎの技法で修繕します。割れ、欠け、ひび割れした陶器等をお持ちください。讃岐漆芸ならではの技法を駆使して再生します。1時間以内であれば、何個でもできます。~
1人 ¥3,000~(材料の選択により変わります)

いずれも、2人以上ですが、金継ぎ体験は1人からでも申込めます。
お電話(087-802-2010)、
もしくはメール(sanuki-urushi@mf.pikara.ne.jp)でお申込み、お問い合わせください。
【展示会・個展、案内・募集】
2021年度、当館で開催する個展やグループ展を募集しています。
漆芸以外でもOKです。
原則無料ですが、漆芸作品以外の展示は、美術館への協力として、1日あたり、階下カフェのコーヒー券1冊(11枚綴、4,500円)をご購入いただきます。
ご気軽にお問い合わせください。
【現在の展示室空き期間】
2021年5月14日(金)~
◎讃岐漆芸美術館
住所 高松市上福岡町2017-4
(車のナビゲーションは住所で設定してください)

【地図拡大】 ←クイック
電話 087-802-2010
休館中の電話 090-8286-0838(代表:多田)
メール sanuki-urushi@mf.pikara.ne.jp
2020年08月04日
真子実也 漆額『裸婦』
讃岐漆芸美術館収蔵名品展(Ⅱ期)
真子実也 漆額『裸婦』
真子実也 漆額『裸婦』を展示しました。
小さいながら素晴らしい作品で、初公開は3年前でした。
収蔵庫から取り出した途端に展示を決めました。
【Ⅱ期展作品】
真子実也 漆額『裸婦』
真子実也は戦前に若くして文展の特選を受賞した谷澤不二松が工芸学校時代に教えた生徒の一人です。
同級生の一人が大西忠夫。
その当時、漆芸科は夜間授業しかありませんでした。この二人は昼間の授業を終わった後、夜間授業を受けていたそうです。
戦後、山崎覚太郎の通い弟子となり京都で修業しました。
兄弟弟子が今、日本芸術院会員の伊藤裕司です。
この作品は、サビ盛という技法で裸婦を立体的に表現しています。
写実的ですが、美しいフォルムがマリア像に見えるのは私だけでしょうか。



【次期展示会】
讃岐漆芸美術館収蔵名品展(Ⅱ期)
~谷澤不二松を中心に~
〇日程 8月14日(金)~23日(日)
※8月1日より、展示準備ができた作品から展示していきます。
〇時間 10時~18時
〇入館 無料
〇展示作品一覧 ←クイックしてください。
◎讃岐漆芸美術館ワークショップ
<漆芸体験>
~お箸の漆絵付け・小皿の彫漆など、讃岐漆芸を体験できます~
お箸1客 ¥2,500-
彫漆(小皿) ¥3,000-


<金継ぎ体験>
~欠け・割れ・ひびなどした陶器・ガラス・漆器などを漆を使う金継ぎの技法で修繕します。割れ、欠け、ひび割れした陶器等をお持ちください。讃岐漆芸ならではの技法を駆使して再生します。1時間以内であれば、何個でもできます。~
1人 ¥3,000~(材料の選択により変わります)

いずれも、2人以上ですが、金継ぎ体験は1人からでも申込めます。
お電話(087-802-2010)、
もしくはメール(sanuki-urushi@mf.pikara.ne.jp)でお申込み、お問い合わせください。
【展示会・個展、案内・募集】
2021年度、当館で開催する個展やグループ展を募集しています。
漆芸以外でもOKです。
原則無料ですが、漆芸作品以外の展示は、美術館への協力として、1日あたり、階下カフェのコーヒー券1冊(11枚綴、4,500円)をご購入いただきます。
ご気軽にお問い合わせください。
【現在の展示室空き期間】
2021年5月14日(金)~
◎讃岐漆芸美術館
住所 高松市上福岡町2017-4
(車のナビゲーションは住所で設定してください)

【地図拡大】 ←クイック
電話 087-802-2010
休館中の電話 090-8286-0838(代表:多田)
メール sanuki-urushi@mf.pikara.ne.jp
真子実也 漆額『裸婦』
真子実也 漆額『裸婦』を展示しました。
小さいながら素晴らしい作品で、初公開は3年前でした。
収蔵庫から取り出した途端に展示を決めました。
【Ⅱ期展作品】
真子実也 漆額『裸婦』
真子実也は戦前に若くして文展の特選を受賞した谷澤不二松が工芸学校時代に教えた生徒の一人です。
同級生の一人が大西忠夫。
その当時、漆芸科は夜間授業しかありませんでした。この二人は昼間の授業を終わった後、夜間授業を受けていたそうです。
戦後、山崎覚太郎の通い弟子となり京都で修業しました。
兄弟弟子が今、日本芸術院会員の伊藤裕司です。
この作品は、サビ盛という技法で裸婦を立体的に表現しています。
写実的ですが、美しいフォルムがマリア像に見えるのは私だけでしょうか。



【次期展示会】
讃岐漆芸美術館収蔵名品展(Ⅱ期)
~谷澤不二松を中心に~
〇日程 8月14日(金)~23日(日)
※8月1日より、展示準備ができた作品から展示していきます。
〇時間 10時~18時
〇入館 無料
〇展示作品一覧 ←クイックしてください。
◎讃岐漆芸美術館ワークショップ
<漆芸体験>
~お箸の漆絵付け・小皿の彫漆など、讃岐漆芸を体験できます~
お箸1客 ¥2,500-
彫漆(小皿) ¥3,000-


<金継ぎ体験>
~欠け・割れ・ひびなどした陶器・ガラス・漆器などを漆を使う金継ぎの技法で修繕します。割れ、欠け、ひび割れした陶器等をお持ちください。讃岐漆芸ならではの技法を駆使して再生します。1時間以内であれば、何個でもできます。~
1人 ¥3,000~(材料の選択により変わります)

いずれも、2人以上ですが、金継ぎ体験は1人からでも申込めます。
お電話(087-802-2010)、
もしくはメール(sanuki-urushi@mf.pikara.ne.jp)でお申込み、お問い合わせください。
【展示会・個展、案内・募集】
2021年度、当館で開催する個展やグループ展を募集しています。
漆芸以外でもOKです。
原則無料ですが、漆芸作品以外の展示は、美術館への協力として、1日あたり、階下カフェのコーヒー券1冊(11枚綴、4,500円)をご購入いただきます。
ご気軽にお問い合わせください。
【現在の展示室空き期間】
2021年5月14日(金)~
◎讃岐漆芸美術館
住所 高松市上福岡町2017-4
(車のナビゲーションは住所で設定してください)

【地図拡大】 ←クイック
電話 087-802-2010
休館中の電話 090-8286-0838(代表:多田)
メール sanuki-urushi@mf.pikara.ne.jp