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讃岐漆芸美術館
讃岐漆芸美術館
オーナーへメッセージ

2020年08月29日

岡田章人 漆額『花と鳥』

讃岐漆芸美術館収蔵名品展(Ⅲ期)
 事前作品紹介 その7


本日紹介するのが、岡田章人(1910–1968)の漆額です。
岡田章人は磯井如真の教えを受け、磯井如真の主宰する「工会(たくみかい」に参加しました。
「工会」には他に谷澤不二松、音丸耕堂、眞鍋光男など漆芸を極めようという作家が集い、日常的に互いに切磋琢磨して作品作りに没頭したそうです。
帝展(後の文展、戦後の日展)など官展を中心に出品して、讃岐漆芸の神髄を伝えました。
昭和22年第3回日展「蒟醤雪柳之図手筥」で特選、、第4回日展で、彫漆「層」棚が菊花賞を受賞し、同38年第6回日展で審査員を務めました。
東京国立近代美術館やメトロポリタン美術館等国内外の美術館に作品が収蔵されています。


讃岐漆芸美術館蔵名品展(Ⅲ期)
 事前作品紹介その7


岡田章人 漆額『花と鳥』

ハイビスカスに琉球カラスでしょうか?
赤い花びらに黒いカラスを蒟醤の技法で表現した印象的な作品です。
制作年代はわかりませんが、日本復帰する前に沖縄を訪れた印象を作品にしたと思います。
当館では、2回目の公開です。














讃岐漆芸美術館収蔵名品展(Ⅲ期)
~漆額の世界を中心に~


〇日程 8月28日(金)~9月8日(火)
※9月8日(火)までですが、徐々に片付けますから、作品によっては9月13日(日)までご覧いただけます。

〇時間 10時~18時

〇入館 無料

※ 作品の展示ダメージを最小限にするため、会期を短くしています。


◎讃岐漆芸美術館ワークショップ

<漆芸体験>

~お箸の漆絵付け・小皿の彫漆など、讃岐漆芸を体験できます~

お箸1客 ¥2,500-
彫漆(小皿) ¥3,000-



漆絵付けのお箸


彫漆体験(小皿)



<金継ぎ体験>

~欠け・割れ・ひびなどした陶器・ガラス・漆器などを漆を使う金継ぎの技法で修繕します。割れ、欠け、ひび割れした陶器等をお持ちください。讃岐漆芸ならではの技法を駆使して再生します。1時間以内であれば、何個でもできます。~

1人 ¥3,000~(材料の選択により変わります)

金継ぎ


いずれも、2人以上ですが、金継ぎ体験は1人からでも申込めます。
お電話(087-802-2010)、
もしくはメール(sanuki-urushi@mf.pikara.ne.jp)でお申込み、お問い合わせください。


漆芸体験はネット予約もできます。
ここをクイックしてください。


【展示会・個展、案内・募集】

2021年度、当館で開催する個展やグループ展を募集しています。
漆芸以外でもOKです。
原則無料ですが、漆芸作品以外の展示は、美術館への協力として、1日あたり、階下カフェのコーヒー券1冊(11枚綴、4,500円)をご購入いただきます。
ご気軽にお問い合わせください。


【現在の展示室空き期間】

2021年5月14日(金)~



◎讃岐漆芸美術館
 住所 高松市上福岡町2017-4
    (車のナビゲーションは住所で設定してください)
讃岐漆芸美術館 地図


【地図拡大】 ←クイック

 電話 087-802-2010
 休館中の電話 090-8286-0838(代表:多田)
 メール sanuki-urushi@mf.pikara.ne.jp
  


Posted by 讃岐漆芸美術館 at 11:03Comments(0)アートワークショップ漆芸